REAL SKY プロジェクト

福島県の産業人材育成の充実を目的に
福島県とエアレースパイロット室屋義秀氏が代表を務める
株式会社パスファインダーが
2020年3月に創造的産業人材育成連携協定を締結。
これを基に始動したのがREAL SKY プロジェクトです。

福島県の産業人材育成の充実を目的に、福島県とエアレースパイロット室屋義秀氏が代表を務める
株式会社パスファインダーが、2020年3月に創造的産業人材育成連携協定を締結。
これを基に始動したのがREAL SKY プロジェクトです。

3年がかりで実現した日本初のプロジェクト

人を乗せて空を飛ぶことのできる飛行機を学生が作る。福島県の若者たちの挑戦。

  • プロジェクト第1弾 エアレース機パーツの設計・製作

    2020年6月より、福島県立テクノアカデミーの学生がエアレース機のエンジン吸気用部品「インテークマニホールド」の新形状開発・製造に取り組みました。そして、2021年6月、学生たちの手で完成した部品を実際のエアレース機に搭載し、飛行試験を実施。現行品と同等の性能を達成することに成功しました。

  • プロジェクト第2弾 LSA(軽量飛行機)製作プロジェクト

    REAL SKY プロジェクトの第2弾では、次世代航空産業に必要な技術を習得するため、軽量飛行機(LSA)の製作に取り組みました。学生たちは、航空機の構造や各パーツの役割、製造方法、品質管理について学びながら、福島県内の企業や関連団体と連携し、3年がかりで機体を完成させました。

これまでの歩み

  • 1年目(2022年度)

    飛行機の胴体後部が完成。

  • 2年目(2023年度)

    主翼およびコックピットの製作を開始。

  • 3年目(2024年度)

    地元企業の協力のもと、機体の塗装を実施。エンジンとプロペラを取り付け、いよいよ飛行準備完了。

2025年1月、
試験飛行成功!

3年間の努力の結晶として、学生たちが製作した飛行機が福島の空を舞いました。未来のものづくりを担う人材を育成するREAL SKY プロジェクトは、新たな挑戦を続けます。このプロジェクトを通じて、福島の若者たちが航空産業の最前線に立つ未来が期待されています。

今後の取り組み

完成した軽量飛行機の具体的な活用方法について、有識者による検討会を開催し、各分野のニーズに基づいた利活用方法や、それを実現するための施策について意見交換を行っています。REAL SKYプロジェクトは、福島県の次世代航空・宇宙産業の発展を支え、未来の技術者を育成するための取り組みを続けていきます。

お問い合わせ

福島県商工労働部産業人材育成課

福島県の学生たちが
飛行機を作る!
3年がかりで実現した
日本初のプロジェクト
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